Trailer
予告編
Introduction
イントロダクション
告発は正義か、暴力か
カメラの向こうに、真実はあったのか
現代社会の中に潜む闇に、完全オリジナル脚本で挑む本格青春サスペンス。
若者たちが“噂と正義”の狭間でもがきながら、見えない真実を追い求める姿を、POV(主観映像)的な臨場感と繊細な心理描写で描き出す。
出演は、「ウルトラマントリガーNEW GENERATION TIGA」のヒロイン役を演じ、今作が映画初主演となる豊田ルナ。
高校時代の“とある事件”を題材にドキュメンタリー映像を制作しようとする大学生・真優を、等身大のリアリティと内面の揺らぎで演じ、俳優としての新境地を開く。
真優とともにドキュメンタリー制作をする同級生を、「ウルトラマンZ」「被写界深度」主演の平野宏周をはじめ、髙岡優、山下航平、染野有来、当時の事件の当事者として門間航、大友一生等、次世代を担うフレッシュな若手キャストが集結。
さらに、男子生徒に不適切な行為をしたと疑われる男性教諭役に細田善彦が、他にも山田キヌヲ、根矢涼香、橋本美和、斉藤陽一郎ら名バイプレイヤーが脇を固める。
監督・脚本は、ショートフィルム『痣』や、VR実写映画『なぎさにて』で国内外から高く評価された井上博貴が務める。




Story
ストーリー
男性教諭の男子生徒への不適切な行為は、本当にあったのか…!?
主人公・黒田真優が在籍する大学では、ドキュメンタリー作品の制作を行う授業があった。
真優は、高校時代に男性教諭・新田が男子生徒・野島へ不適切な性的行為をしてしまう不祥事を起こし、週刊誌の記事、当事者の実名を晒すSNSの投稿などから当事者である野島の人生が変わってしまった経験から、その当時を振り返ることをテーマにしたドキュメンタリーの企画案を提出すると採用され、真優がその作品の監督を務めることになる。
真優は当事者の野島を放送部の先輩として慕い、好意を抱いていたのだが、野島はその騒動をきっかけに、今までのように学校に来ることがなくなり、普通の生活ができなくなってしまう。
そんな事の顛末に対する理不尽さを感じていた真優は、些細なきっかけで噂やSNSの情報などに影響されてしまう集団心理の危うさを検証し、そういった情報社会に警笛を鳴らすような作品を目指すつもりだった…。
撮影や取材を進めるにつれ、その騒動を掘り起こすことを地域として歓迎していないことを肌で感じ、徐々に自身の構想通りに取材が進まなくなり、当時真優が知らなかった事実や、忘れてしまっていた騒動に纏わる自身の行為、野島の知らない一面、そして不適切な性的行為を行なった新田と野島の関係を知っていくことになっていくことになる。
苦き青春の想い出を遡りながら、知られざる様々な思惑によって隠された過去の事実に遭遇していく―。




Cast
キャスト
豊田ルナ/黒田真優役
平野宏周/原口健斗役
髙岡優/森村彩子役
山下航平/佐倉裕也役
染野有来/永井真那役
門間航/野島祐希役
大友一生/水元翔太役
根矢涼香/佐伯千聖役
斉藤陽一郎/堂本聡役
山田キヌヲ/野島佳奈役
橋本美和/江守早紀子役
細田善彦/新田真守役
Staff
スタッフ
1971年生まれ、福岡県出身。早稲田大学卒業後、日本映画界の巨匠である故・石井輝男監督に師事。2009年に『パニック4ROOMS』で商業映画監督デビューを果たす。
ショートフィルム『痣』(18/監督・脚本)は、カンヌ国際映画祭「SHORT FILMS FROM JAPAN 2018」にて上映、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」ジャパン部門、ベストアクトレス受賞ほか、国内外で高い評価を得た。
主な監督作に、映画『40万分の1』(19)、『新卒ポモドーロ』(20)、『人でなしの恋』(22)、『鍵』(22)、『消えない灯り』(23)等。
VR実写映画『なぎさにて』(23)が先進映像協会ルミエール・ジャパン・アワード2022 特別賞を受賞、第52回ロッテルダム国際映画祭にて公式上映され、VR作品『I,KIL,VR』(25)がプチョン国際ファンタスティック映画祭のXR部門「Beyond Reality」に正式招待されるなど、ジャンルやフォーマットにとらわれない多彩な作品を手がけ、国内外で高い評価を受け続けている。
Comment
応援コメント
豊田ルナ 平野宏周 髙岡優 山下航平 染野有来
門間航 大友一生 根矢涼香 神嶋里花 さくら 山戸ユキノ 松尾潤 小川涼 北川駿 長澤眞子 溝口奈菜
斉藤陽一郎 山田キヌヲ 橋本美和 / 細田善彦
監督・脚本・編集:井上博貴
プロデューサー:佐藤友彦 撮影:浅津義社 照明:石川冬生 録音:田原勲
衣装:中村もやし ヘアメイク:くつみ綾音 助監督:河野宗彦 制作担当:大塚勝彦 演出助手:秋葉美希
音楽・MA:中西ゆういちろう カラーグレーディング:中村里子
スチール:斎藤雄太郎 SNS担当:真田和輝/須藤洸勇/金世実 ポスターデザイン:大西隆斗
製作:『シーシュポスたちのまなざし』製作委員会(BBB/テラスサイド)
コピーライト:©2026「シーシュポスたちのまなざし」製作委員会
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム 宣伝:とこしえ
制作:BBB
©2026「シーシュポスたちのまなざし」製作委員会
ドキュメンタリーのような生々しさを持ちながら、この作品は「撮る」という行為そのものの危うさにも静かに踏み込んでいく。記録することは、時に真実を残す一方で、誰かの尊厳や痛みを奪ってしまうこともあるのではないか。そんな問いが残った。また、私たちは『あの時の記憶』を、自分を守るために少しずつ塗り替えて生きているのかもしれない。SNS社会の中で、誰かを晒し、断罪し、正義を掲げるまなざしは、本当に真実を見つめているのだろうか。
サヘル・ローズ 表現者
被害者は同時に加害者でもあった——そう知っても、どちらかの味方をしたくなる。その揺れの中で、SNSにもみくちゃにされた私たちを静かに鎮める希望を描いたラストでした。
梅宮万紗子 俳優
映画を見終わった直後、最終的に提示されたものは果たして〝真相〟なのかと疑った。複層的に積み重なる当事者たちの思惑。誰の視点で観るかによって抱く感想は異なるだろう
鈴木エイト ジャーナリスト・作家
SNSや噂によって真実が簡単に塗り替えられてしまう時代だからこそ、強く刺さる作品でした。
自分の中の正と悪の境界線を改め、自分の中の正しさは時に簡単に人を傷つけてしまう可能性があることを心にして発信していきたいと思います。
観終わったあともしばらく考え続けて頭から離れなかったです。
宇佐卓真 俳優
真実よりも大切な“事実”はあるのか。誰かを想うほど、そのフレームは揺らぎ、真優たちの眼差しへ滑り込むように私たちも騒動の当事者になる。
高柳亮博 横浜国際映画祭プログラミングディレクター
報道は「どこまで取材するか」「どこで取材をやめるか」で全く違うものに…。その“怖さ”を良質なサスペンスで見せてくれる今作に元報道Dとして脱帽です。すごい!
荻野欣士郎 映画監督/元テレビ朝日報道ディレクター
真実はいつも、誰かの都合をまとって現れる。正義、告発、沈黙。その奥に潜む人の郷と、メディアやSNSが生む情報の危うさをあぶり出す傑作。
山田晃久 「サンデージャポン」ディレクター/監督
すごい!!面白い!!
それぞれが自身の都合の良い事を話し、話したくない事は話さない。
そこに嘘や思惑が加わると本当の事はわからない。
万方双方、あらゆる角度から見てみないと本当のことはわからない。
屋宮直達 直達会会長
日常に隠された真実は奇なり。
SNSや噂に翻弄される集団心理の恐ろしさと、“正義”の危うさを描く。ラストまで目が離せない衝撃作。
ダイアモンド☆ユカイ ロックシンガー/俳優
『折り合いをみつけて生きていくのが人間だ、でも抗いたい、何に?何かに。』
鑑賞後、そんな余韻を覚えた。
『人間の健気さ』を繊細に紡ぐ井上博貴監督の観察力に脱帽!
山本大策 映画監督